事業内容

 名立まちづくり協議会の設置目的は『名立区住民を主体とする地域の連帯を深めつつ、その合意に基づく課題解決により地域の自立を図るとともに、より良い地域社会の形成と発展に資すること』(名立まちづくり協議会規約第2条「目的」)であり、『その目的を達成するため次の事業を行う』(規約第4条「事業」)とされています。

(1)まちづくりに関すること

(2)健康、福祉に関すること

(3)都市交流、地域間交流等に関すること

(4)防犯・防災に関すること

(5)青少年の健全育成に関すること

(6)環境整備・保全等に関すること

(7)文化、スポーツ振興に関すること

(8)広報活動と情報の収集・発信に関すること

(9)各種団体等の連絡調整に関すること

(10)行政機関等からの受託事業

(11)その他目的達成に必要な事業

ただ、この11項目はまちづくり、健康、福祉、青少年育成、環境整備、文化、広報など、地域づくりに関する分野ごとに規定されているだけなので、これだけでは具体的な事業の実態がわかりにくいと思います。 そこで、個別の事業について具体的に説明しますが、ここでは上記の11項目の分類ではなく、「地域活性化事業」と「受託事業」に分けて説明します。

地域活性化事業

後述の受託事業と合わせ、当会が実施しているすべての事業は『地域の自立を図るとともに、より良い地域社会の形成と発展に資する』、つまり「地域活性化(を目的とした)事業」になります。

その中でも第一義的な取組みとして実施しているものを「地域活性化事業」としてまとめてありますが、これからの当会の取り組みの方向性を「まち協だより2021年12月号」の《名立まちづくり協議会のNPO法人化に向けて③~「NPO法人化でなにがどう変わる?~」》でも下記のとおり述べていますので参考にご覧ください。

『NPO法人化により持続的な組織体制を構築するとともに、従来の委託事業中心の事業内容から、名立まちづくり協議会の設立趣旨である『名立区住民を主体とする地域の連帯を深めつつ、その合意に基づく課題解決により地域の自立を図るとともに、より良い地域社会の形成と発展に資する』事業への転換を図ること、具体的には昨年度策定した名立まちづくり計画に描いたまちづくりをみなさんと一緒に進めていくことがNPO法人化の最大の目的と考えています。』

なお、地域活性化事業を受託事業の対比的な言い方とすれば「自主事業」と言うことができます。

 また、下記の4事業ほかにも地域活性化事業として取り組んでいますが、それらについては「お知らせ」や「活動ブログ」でご確認ください。

『名立まちづくり計画』策定趣旨

名立区においては、昨年は市町村合併から16年目を迎え、それまで停滞していた地域主体のまちづくりの進め方について地域が一体となった検討が必要な時期を迎えていました。

また、市町村合併から1年後の平成18年(2006年)4月1日に設立され、名立区の地域主体のまちづくりの中核組織として14年目を迎えた名立まちづくり協議会(以下、「本会」)もそれまでの受託事業主体の事業内容から設立目的にある『名立区住民を主体とする地域の連帯を深めつつ、その合意に基づく課題解決により地域の自立を図るとともに、より良い地域社会の形成と発展に資する』自主事業への内容転換を図るべく、これからの本会にあり方や方向性等について検討していかなければならないと考えました。

 そこで、まずは私たちがこれからも暮らしていく名立が今後どのようなまちになっていけばいいのかをみんなで考えていくことから始めようと思い、名立まちづくり計画の策定を提案しました。

そして、そうした検討の中から本会の果たすべき役割や取り組むべき事業等を明確にしていくことができると考えました。

《『名立まちづくり計画』策定経過及び『名立まちづくり計画書』》

《名立まつりの沿革》(*『 』内は平成9年3月発行された名立町史から引用)

1 商工祭から名立まつりへ

 『名立まつりが始められたのは昭和53(1978)年からである。その趣旨は「商工祭(昭和51年まで行われていた)を」廃止して、それにかわって全町民がこぞって参加し、町民の交流を深めるとともに、豊作と豊漁を祈念するまつりを』というもので、各種団体の協力を得て、計画されたものである。』

 『第1回の名立まつりは、昭和53年8月5日に、お祭り広場(直江津信用金庫名立支店前)で行われた。祭りは花火の合図で始まり、一つの御神体(大黒様とわらで作った綱)は、東飛山を出発点にして、途中数か所の集落で祈願してもらい、お祭り広場へ運ばれた。もう一つの御神体(えびす様とロープ)は名立漁業協同組合前から、お祭り広場へ運ばれた。

 お祭り広場では、式典と耕作・大漁の綱引きを行い、終了後は、名立川の河口から飾りをつけた漁船で、綱とロープを海へ奉納した』

 名立まつりの実施主体は「各種団体の協力得て」設置した名立まつり実行委員会(事務局は名立町)で、当初、名立町からは50万円の補助金が支出されていました。

 その後、土曜日の前夜祭を昭和61年第10回名立まつりからは4地域のもち回りとしたほか、昭和62年第11回名立まつりからは本祭の最後に海上花火大会が行われるようになりました。

 また、平成3年第14回名立まつりから名立町の補助金が150万円に増額になっていますが、前述の名立町史には『このことからも町当局が、いかにこの名立まつりの充実・発展に力を入れているかをうかがい知ることができる』と記されています。

2 市町村合併と名立まつり

 その後も毎年実施されてきた名立まつりですが、名立町としては平成16年の第17回名立まつりが最後の実施となりました。

それは、翌年の平成17(2005)年1月、名立町は上越市ほかとの市町村合併を行い、上越市名立区となったからなのです。

3 名立まちづくり協議会の発足と名立まつり

市町村合併後も名立まつりは実施されてきましたが、合併翌年の平成18年4月1日にまちづくりの中核組織として名立まちづくり協議会が発足したことに伴い、その年の名立まつりから名立まちづくり協議会が主に事務局を担当することになりました。

4 コロナ禍の中における名立まつり

 その後も令和元年まで42回を重ねてきた名立まつりでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を避けることはできず、令和2(2020)年と令和3(2021)年についてはそれまでの“祭り”スタイルで実施することはできず中止となりました。

*まち協だより2020年春号

しかし、名立まつりの趣旨である地域の一体感の醸成に加え、新型コロナウイルス感染症の早期終息や無病息災を祈るための代替事業を実施しました。

(1)2020代替事業『千羽鶴プロジェクト』関連はこちら

①「千羽鶴プロジェクト~みんなの想いを千羽鶴に込めて…~」チラシ

②まち協だより2020年6月発行「アジサイ号」

③まち協だより2020年8月発行「千羽鶴プロジェクト、ありがとう!」号

④まち協だより2020年9月発行「秋分号」

(2)2021代替事業『七夕・聖火リレー・名立の夏まつりジョイントイベント』関連はこちら

 ①2021年6月発行「七夕号」 

 ②2021年7月発行「盛夏&聖火号」

 ③2021年8月発行「ジョイントイベント特集号」

 ④2021年8月発行「ありがとう!ジョイントイベント号」

 ⑤2021年9月発行「爽秋号」

 ⑥2021年10月発行「錦秋号」

5 これからの名立まつり

こうして、昨年と今年は新型コロナウイルス感染症拡大により“従来型”の名立まつりの実施は困難との判断から中止しましたが、その後、新型コロナウイルス感染症は感染者数の減少傾向といった明るい兆しは見えてきてはいるものの、依然として終息が見込めない状況にあることに変わりはなく、私たちの日常生活に「新しい生活様式」といった新たな暮らし方が求められていると同じように、名立まつりについてもこれまでの内容や形態等の見直しが必要と考えています。

加えて、第1回から顧みれば、昭和~平成~令和といった時代の流れとともに名立まつりを取り囲む社会環境や地域状況等も大きく変わってきています。

そこで、これまで名立まつりに関わってきた関係団体や今後の名立のまちづくりを担う若い世代や女性たちの参画を得て、今後の名立まつりのあり方について抜本的に検討していくため、名立まつり検討委員会(以下、「委員会」)を設置し、11月15日に第1回委員会を開催したところです。

現在、区内の様々な団体や若い世代等約300人に対し、「今後の名立まつりのあり方」に関するアンケートをお願いしています。

このアンケート結果を踏まえ、令和4年から本格的な検討を進めていく予定です。

《今後の名立まつりのあり方に関するアンケート》

 

名立区における地域主体の外出支援の取組みについて

 現在、名立まちづくり協議会では名立区住民福祉会及び上越市社会福祉協議会名立支所との共催事業として毎月1回外出支援事業を実施しています。

現行の事業内容を紹介する前に、本会が外出支援事業の実施に至った経過等について触れたいと思います。

 本会が外出支援事業に取り組むことになったのは令和2年(2020年)5月からですが、その“前身”としての取り組みは名立区住民福祉会と上越市社会福祉協議会名立支所が平成30年(2008年)10月からでした。

下記はそのときの企画文です。

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1 背景、経緯及び目的

名立区が「だれもがいつまでも安心して暮らすことができる地域」であるためにはいくつかの地域課題の改善や解消が必要と考えています。

その中のひとつに鉄道とバス、いわゆる公共交通の存続があげられていましたが、鉄道については平成27年3月にJR西日本からえちごトキめき鉄道へ経営移管され3年を経過したところであり、また、路線バスの名立線については平成29年4月からスクールバスへの混乗による市営バスへと運行形態が変わりました。

こうして、公共交通は経営母体や運行形態が変わったものの、引き続き存続することになりましたが、名立区においては依然として鉄道、バスなどの利用が困難な地域が存在しているとともに、人口減少や少子高齢化の進行に加え、高齢者のひとり暮らしや高齢者のみ世帯の増加など、移動手段の確保が困難な人が多くなっています。

そうした中、平成28年から名立区内では濁沢・峠・折居・丸田の4町内会が月1回、市内のショッピングセンターなどへ出かける「おでかけ会」という取り組みを開始したほか、上越市三和区などでもこうした「外出困難者」のみなさんへのサポートを実施している地域があります。

そこで、名立区住民福祉会では名立区においても今後の安全・安心な地域づくりに向けて、外出支援事業の検討が必要と考え、外出困難者の実態や外出支援事業の実施に関する住民の意向など把握するため、本年2月にアンケートを実施しました。

その結果は、約45%の家庭で外出困難者が存在し、その中の約3割のみなさんが外出支援事業を利用したいと答えています。

そのほか、自由意見の中には外出支援事業に対する多くの切実な声・要望が寄せられています。  そこで、名立区住民福祉会はこうした地域のみなさんの声に少しでも応えることができるよう、平成30年度は試行的に外出支援事業に取り組んでいこうと考えています。

なお、外出支援事業の実施に当たっては車両、運営体制・スタッフ、運営費の確保ほか、いくつかの課題が想定されており、今後、体制・環境整備を図りながら安定的・継続的な事業実施につなげていきたいと考えています。

こうして平成28年10月から外出支援事業が開始されましたが、そのときの内容は次のとおりでした。

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2 平成30年度外出支援事業の計画概要

(1)対象者

 名立区内の高齢者や障がいのある方などで自力で自家用車など交通手段を有しない人

*今年度はいきいきサロン利用者の中で外出支援事業を希望する人(4~5人程度)を対象にスタートする予定

(2)実施形態

 名立区住民福祉会役員・スタッフ所有の車両(普通車)により対象者の自宅から市内(旧直江津地区)ショッピングセンター等で買物を行った後、自宅まで送る

(3)行き先

 上越市(旧直江津地区)の食品、日用品等販売店

(4)実施頻度

 毎月1回

(5)実施時間帯

  8:30~12:00

(6)費用

 利用者は自宅⇔行き先の往復に要するガソリン代の一部を負担

(7)運行主体・運転者

 名立区住民福祉会役員・スタッフ

その後、名立区住民福祉会と社協名立支所の共催で令和2年(2020年)4月までほぼ毎月1回外出支援事業を実施してきました。

 そして、令和2年5月から名立まちづくり協議会も参加し、外出支援事業を継続しています。

 このことにより従前の体制で懸念事項だった車両や運転スタッフ、運営財源等の解消を図ることができ、今後の安定的・継続的な事業実施が可能になり、これからも利用者のみなさんの身体状況や買い物ニーズなどに配慮しながら実施していくほか、広く周知を行い、多くのみなさんから外出支援事業をご利用いただければと考えています。

なお、2021年4月から利用者負担金を300円とさせていただいているほか、事業内容は開始当初とほぼ同様に行っています。

竹田勘兵衛翁生誕230年記念顕彰事業

「夢輝いて!~なだち再発見~」演劇プロジェクト

本会と名立地区公民館との共催事業として、約200年前の江戸末期(天保年間)に全長約16㎞に及ぶ竹田用水(川東用水)を造られたことで知られる竹田勘兵衛翁の生誕230年を記念し、勘兵衛翁の偉業を振り返るとともに、これからのまちづくりに向けた地域愛・郷土愛の醸成や地域の一体感・つながりを深める機会とする演劇プロジェクト「竹田勘兵衛翁生誕230年記念顕彰事業『夢輝いて!~なだち再発見~』」を進行中です。

まち協だより5月号

1 学習会「名立を学ぶ」 

2021年7月4日  第1回学習会「竹田勘兵衛・竹田用水を知る」

まち協だより7月号

2021年7月25日 第2回学習会「川東用水を歩く」

まち協だより8月号

2021年8月29日 第3回学習会「竹田勘兵衛・竹田用水が名立にもたらしたものはなにか?と演劇について」

まち協だより9月号

2 演劇「夢輝いて!」

(1)内  容…ここをクリック!

(2)あらすじ

・時代は約180年前の天保の大飢饉のころ、名立でも冷害や干ばつなどで農作物が穫れず、人々の暮らしは厳しいものとなっていた

・村人から苦しい暮らしの訴えを受けた勘兵衛が用水造りについて肝煎へ提案するが、実現性や人手、資金確保等から「夢物語」だとして反対される

・竹田家の婿養子である勘兵衛は妻お紋へ竹田家の金で工事費を負担することについて同意を求めるが疑問を投げかけられる。しかし息子確太郎の後押しもあり、お紋も賛成する

・村人の協力も得られて工事が開始されるが、予定どおりに進まない状況から村人の「人々の心に次第と疲れと焦りの色が見えてくる」

・そんなときに山崩れで推進役だった源じいが亡くなり、「誰もの心に重い悲しみと苦しみを残し」たとともに、村の中には一揆が持ち上がる部落も出て、「勘兵衛の心は大きく揺れていた」

・「その勘兵衛を励まし、工事を続けてほしいと願った者たちがいた」が、それは息子の確太郎ほかの若い者たちだった

・「今よりたくさんの田んぼを造り、貧しい暮らしから抜け出すと夢見る若者たちの熱い思いが勘兵衛や村人たちの心を再び奮い立たせて」、その後は勘兵衛や村人たちが一致協力して工事を進める

□今後のスケジュール

 2021年12月下旬 出演者第1次募集

 2022年1月下旬  出演者第2次募集

     2月    台本読み合わせ~稽古開始

        10~11月 上演予定

受託事業 

当会と同じ目的で設置された「自主的・主体的なまちづくり団体」は13区すべてにあり、各区固有の課題解決や地域の活性化に向けた様々な取組みを行っています。

その取り組みは当会の主な自主事業(=地域活性化事業)は前述した事業を含め令和3年度では下記のとおりです。

①各団体独自の取り組みとして実施する自主事業

②上越市等からの委託事業

の二つに大別されます。

・名立まちづくり計画の推進

・外出支援事業

・名立まつり(代替事業)

・お雛さま巡り

・まち協だより発行

そして、上越市等からの委託事業(=受託事業)については下記及び別表のとおりです。

・保育園通園バス運行事業…名立たちばな保育園バスの運行

・公民館時間外等受付業務…名立地区公民館平日夜間・祝休日の受付管理

・地域支え合い事業…すこやかサロン、はつらつ健康教室ほかの実施

・草刈り管理業務…林道瓜原線、白山団地ほか草刈り

・敬老会実施事業

当会の自主事業(=地域活性化事業)のほとんどは令和2年から新たに取組み始めたものですが、委託事業(=受託事業)については当会が設立された当初のころからのものが多くあります。

これは平成17年の市町村合併後の地域自治(区)の振興、活性化に向けては地域主体の取組みが必要との考えから、その実行団体として旧13町村にそれぞれ住民組織が設立されたわけですが、会員(地域住民)からの会費のほかに事業費や運営費の財源がないことから、上越市からこうした事業が委託され、委託料の一部を自主事業(=地域活性化事業)や事務局運営等の財源に充当するという背景があったからです。

これからのことを当会の令和2年度の決算で見ると下表のとおりになります。

 上表のように、収入の約3/4を占めるものが上越市等からの委託事業(=受託事業)に係るものであり、受託内容が保育園児から高齢者まで、地域の多くのみなさんの日常生活に深く関わるものであることを踏まえ、委託契約に基づく誠実な履行に心がけるとともに、委託料の一部をもって当会の実効性の高い事業展開と効率的な事務局運営に当たっていきたいと考えています。

通園バス
瓜原林道①
瓜原林道②
白山団地①
白山団地②
すこやかサロン
つらつ健康教室
ほんわかカフェ
北部地区敬老会(浦安の舞)
北部地区敬老会(日本舞踊)
南部地区敬老会(民謡演奏)
南部地区敬老会(じゃんけん大会)

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